永遠のロマンス。
がしがし描いてました。
お題は「バニラ」。麒麟茶会用のイラストです。
「昔、美しい女神が地上に降りて、人間の男に恋をした。
人間との婚姻は許されなかったため、女神は、蘭の一種に姿を変えて地上にとどまった。
それは、結実すると、誘惑的な甘い香りを放つ蘭。
バニラと呼ばれるその花=女神は、いまも魅惑的な薫りで恋心を語り続けている」
というのが、製菓材料として知られるバニラの起源神話だそうです。
ただ。
コラムで得た情報なので、どの地域の伝承なのか、今もって不明。
う〜ん。
変身譚についての本って、どういうのがあるんだろう。
バニラの場合、熱帯の植物だから、そっち方面を探すしかなさそうです。
で。
このイラストのキモは、「きれいなおねえさん」ではなく、「愛おしさを表現するてのひら」にするべきですよね。
男の頬を包む手で、恋心を表現したいのですが。
(「悔いはない、と云いきる表情」は、わたしの力量では限界があるので。)
てのひらの表現をがんばります。