書痴室で午後のお茶を。

本日、通院帰りに、商店街で古書肆をハシゴしてきました☆

戦利品は、
中井英夫とらんぷ譚」の「悪夢の骨牌」「人外境通信」、
澁澤龍彦「毒薬の手帖」、
赤江瀑「蝶の骨」、
他2冊。

貴腐人ハンパねぇ。


ダメだ。もう俺はダメだ。
何でこの町の古本屋はこういういかがわしい本がサラッとズラッと並んでるんだ。
いっそ、店の中心で「ヤダー!HENTAIがたくさんいるワー!」と叫んでしまいたい。

ええ。
昔から、HENTAIは貴族のたしなみと申しますが。
この方たちは純血の貴族なので。
デカダンスっぷりに眩暈、貧血、過呼吸(ハァハァ)が止みません。

とりあえず、資料として買った「竈神と厠神」と「わがまち茨木 民話・伝説編」をひらいてクールダウンします。

そういえば、厠と云えば。
トイレの神様である烏枢沙摩明王
この方は、「性欲が強すぎて悩んでいたときに、性欲には何の実体もないことを悟った」御仏だそうで。
うん…長く生きてるといろんなことがあるよね…。

というか。
その境地に至った人間でないと、真の貴族文学は書けないのかも。
なんだかメランコリーな午後でございます。