西大寺

西日が射しはじめた時刻。
西大寺に行ってまいりました♪

いえ、実は。
町内だというのに、境内を散歩するばかりで、仏像はまだ拝観してなかったのです。
先日、C氏相手に寺社萌え語りをした際、西大寺のトップスター「愛染明王」の公開時期を答えられず。
くやしい思いをしたのでした。

というわけで西大寺

ですが。すでに西日射す16時です。

仏像は、3つのお堂に分けて収められていますが。
四天堂と愛染堂は16時半で終了。
本堂は17時半で終了です。

いきなりですが、駆け足です。

とりあえず。
四天堂で、金泥が美しい十一面観音立像にひたり。

つづいて、本堂で、善財童子や他の皆さまを拝観。
善財童子は、きょろんとした眼がかわいらしい、無垢な少年の姿をしています。
灰谷健次郎さんは、この眼を「兎のよう」と云われたそう。
名作「兎の眼」の表題はこの童子を指すのだそうです。
未読なのですが。興味を持ちました。
ほんとうに、なんともいえない、無垢などんぐりまなこ。
画家の、草間弥生さんも、こんな眼をしてらっしゃるような。
こういう眼こそ、千里眼なのでしょうね。
信じることでものを見抜く瞳。そう思いました。

愛染堂は、きょうは時間切れで拝観できませんでしたが。
今週中に、ぜひもう一度うかがう予定です。