六道輪廻サバイバル。
とうとつですが、お日様が昇ったら「石切さん」へ詣でてきます。
と、いうのは。
右腕のMRIを4日後にひかえ。
思うぞんぶん、絵も描いた。
商品の開発にも協力できた。
思いの丈を大事な人にぶつけた。
とりあえずは思い残すこと無し。
……と、自分の病名をネット検索してみたところ。
えもいわれぬ写真を見てしま(以下略)。
いえ、「成人男性」と「犬」に多い病気だというのですが。
そういわれれば自分の属性を見透かされた気がしますし。
なにより、「成人女性バージョン」は写真の掲載が(以下略)。
最寄り駅の沿線にある「石切さん」。
ここは、この間、気のふさぐ日にふらっと列車に乗ってふらっと降りた駅なのですが。
マニアックな町でした。
占いの店と漢方薬の店ばかり。活気があって、コリアンのおばさんの笑顔に癒されたり。
で。
そこでカヤの実を買って、実家への土産にしました。
母「あ、カヤ!懐かしい!」
猫「うん、なんかおいしそうだったから。形がキレイだから神様へのお供えにするんだって。ニンゲンが食べるなら200円安いやつでいいって」
母「うんうん、昔、石切さんで買って食べたよ」
猫「え、行ったことあるん?」
母「うん、近所の人が腫れ物には石切さんがいいって。…あれ?あんた、それで行って来たんちゃうの?」
猫「いや、知らんかったよ」
父「石切さんは霊験あらたかやで〜」
母「そうそう、あんた生まれたし」
ぱぁどぅん?
父「そうやな。Y子とS雄(弟)と、二人さずかったもんな」
母「よかったわ、あんたが詣でてきてくれたんなら神様への報告になったわ。返礼しそびれてたし」
あの…。それってもしかして、石切さんってわたしたち姉弟にとってはうぶすな詣でより大事な場所なのでは。
父「あ、おまえも腫れ物やから、もっかい行ってくるといいぞ。効くぞ」
という、若干ショッキングな誕生秘話を聞いたこともあり。
かなりショッキングな症例を見てしまったこともあって。
石切さんへ行くことに決めました。
ちなみに弟には、
「羅生門と一条戻り橋に酒を供えてこい」
と云われてます。
ねぇちゃんは鬼か。
………検査日までに軒並みこなしておこうかと企画中。
ふふふ、いそがしくなるぞぉ。
というのを、寺社めぐりの口実にするあたり、我ながらなかなかの女狐です。